2003年11月10日 房総某所 

 
 今回は久々に房総方面への遠征。一本店長ヤタケ氏、風来堂瀧澤氏と共に、小雨の降る中、一路現地ガイドの待つ房総某所へ。
 今回ガイドしてもらったのは、ここらが本拠地のチキバンTOM氏、ブルドッキンパワースタジオのビルダーただっち氏、Over The Moonのビルダー石井氏の御三方。実は全員初対面だったんですが、一昨日のJ-CUPの時もそうだったように、釣り人同士すぐに仲良くなれるのがこの釣りのいいところ。
 
同船させてもらったチキバンTOM氏(奥)とBPSのビルダーただっち氏。
今回はゲストって事で一日中大名釣りさせてもらいました。Thanks!

 まず第一ラウンドは房総某川にて出船。ブッシュだらけで見るからに釣れそうだったけど、数日前に降った雨でかなり増水&濁り気味。それでも、開始早々、TOM氏が流れ込みでバイトを獲って、釣れなくはない様子。そのすぐ後、自分のイノキにもバイト→ちょいノリ。その後もただっちが何回かバイトを獲ったりして、「まぁそのうち釣れるでしょ」とか言いつつ投げてると、またしてもただっちにヒット。濁った水の中でチラッと見えた魚は結構デカかったけど(45くらい?)船べりで無念のバラシ…。その後も、ただっちがマル秘ルアーでバイトを獲りまくるも、結局全員ノーフィッシュで第一ラウンドは終了。

デッカイルアーを作るデッカイただっちの釣りは意外に(?)繊細。
どっちにしろ、他人の釣りは参考になります!

 昼食後、まだ誰も魚の顔を見てなかったんで、場所を某リザーバーに移して第二ラウンド開始。

近所の某川には無いロケーション。癒されます。

 「釣れるかな?」とか思いつつ、タックルの準備をしてる時に、先にスタートしていた別艇のヤタケさんにいきなりヒット。

第二ラウンド開始直後の「一本」
(37センチ by Ungrader/P.T Factory)

 一気にヤル気も出て、アヤシそうなポイントに投げまくったけど、さっきの一本がたまたまだったのかどうなのか、一向に出ない…。日も暮れて、ますます肌寒くなってきた頃、「ここ出ますよ(TOM氏談)」って流れ込みの脇でコチョコチョやってたルアーに久々のバイト→どうにか無事にランディング。

ようやく釣れた38センチの房総バス(by Jack-O Darter)

 この魚を釣ると、陽はとっぷりと暮れて周りはとうとう真っ暗に。そんな中、平気な顔でキャストし続ける御両人にちょっとカルチャーショックを受けつつ、夜用の目を持ってない(要するに慣れてない)自分はこれにてストップフィッシング。恐るべし"房総アイ”。
 ここらへんは冬も釣れるってことなんで、たまには冬錬に行ってもいいかも…。そん時はまたヨロシクです!
 
100本斬りまで…あと一本!


2003年11月16日 某川 

 
 この日の関東地方はQちゃんも失速してしまう位に気温が高くて風も強い。夕方になると、風も弱くなってきたんで、我慢堪らず、無理矢理時間を作って夕方4時半から30分だけの川下り。
 いざ浮いてみると、やっぱりそんなに水は冷たくない。開始早々にバイトもあって、魚の活性も悪くない。俄然ヤル気になって、水通しのいい岩盤の窪みにココジャンボを着水させて、イチニィサンと首振りさせたところでゴフッとライギョの様なバイト。ハイシーズンと遜色ない突っ込み&ジャンプの連続にかなり焦りまくりながら、最後は慎重に慎重を重ねてランディング。
 
100本斬り達成!
メモリアルバスは42センチのナイスサイズ

 いやぁ正直、メチャ嬉しかったです…。

 その後、ゴール手前でもう一発いいバイトがあったけど、残念ながらフッキングせず、そのまま超ショートコースの川下り終了。真っ暗になった堤防沿いの道を上機嫌でチャリンコ漕いで帰りました。


2003年11月19日 某川 

 
 この日も夕方から超ショートコースの川下りへ。週明けから本格的に寒くなってきてたんで、いざ浮いてみるとナイロンウェーダーを通して伝わる水はかなり冷たい…。
 
寒々しい雰囲気…

ただ、この時季の水はキレイでなかなか気持ちイイ。

 とある人から100本斬り達成記念として頂いた鯉のぼりポッパーで何としても釣りたくて、ルアーチェンジ無しでひたすら粘ってみるものの、魚の釣れる気配はまるでナシ。
 1時間ほど流されて、ゴール地点手前の通称「バスの成る木」の下にルアーを落とした瞬間、この寒々しい雰囲気に不似合いな程の激しいバイト。寒さに身体がカチカチに固まってたんでちゃんとアワセられんかったけど、どうやらオートマチックフッキングした様子。結構な流れの中で浮いてたんで、かなりやり取りに苦労したけど、どうにか無事にランディング。

100本斬り記念ルアーで釣った101本目のバスは41センチ

余りにも嬉しかったんでセルフ撮影でもう一枚。
「釣ったよ○○さん!」

 結局1バイト1フィッシュで終了。頑張ればまだまだいい事あるかも…って事でまだ行きます。


2003年11月21日 某川 

 
 日中20度を超える陽気に誘われて、昼過ぎから某川ちょっとだけ釣行。気持ち良く釣りが出来たのはいいけど、結局ノーフィッシュで終了。ただ、1バイトあったんで、まだもうちょっと頑張ります。


2003年11月22日 某川 

 
 まだまだ懲りずに、いつもの後輩といつもの某川へ。今日も天気は良かったけど、北から吹き付ける風が結構冷たい…。それに前々日に降った雨の影響か、増水&濁りであんまり釣れなさそうな雰囲気…。流され始めて20分もすると、自分はすっかり戦意喪失して、川の流れに身を任せつつ後輩の釣りをボーッと眺めるだけのヤル気ナシモードに…。そんな中、ゴロタ杭の脇で、後輩の投げていたナックルヘッド(クリークチャブ)にいきなり派手なバイト。これには投げていた後輩も見ていた自分もビックリ。で、ビックリしながらもどうにか無事にランディング。
 
体高のある42センチ。背景はすっかり冬…。

 「釣れるやん!」って事でいきなりヤル気復活。ちょっと下ったところで、10月のデビュー以来まだ釣果の無い水平チョッパーを淀みの奥、浮いてる落ち葉の隙間にキャスト。ちょっとポーズを取って、デッドスローでチリチリとペラを回した途端にガボッとバイト。落ち葉の上に何度となく飛び出したりして、なかなか絵になるファイトを見せてから上がって来たのは45ジャストのマッチョバス。

水平チョップがついに炸裂!!

 とりあえず、2時間弱の川下りで自分の方はこれ一発のみ。一方、後輩の方はと言えば、42センチを釣った後も2バイトを追加(うち1バラシ、30後半位)。本当は午前中だけで上がる予定だったけど、予定変更で別の川下りコースに移動して第2ラウンド開始。

 昼飯を食ってから挑んだ第二ラウンドは、結果から言うとそれぞれ一本ずつを追加。

Jack-O Darterで42センチをゲット!やっぱりマッチョです。

後輩のTWO-FERは今日も炸裂(30位)

 どのバイトもバッチリ表で食ってくる何らハイシーズンと変わらない普通の出方ばっかりで、今までこの時季に釣った事の無い(と言うか、そもそも行かない)自分としては貴重な経験の出来た釣行でした。それに、寒い時期の某川バスの居所もなんとなくわかってきたような…。
 てなわけで、今年はまだ行きます。


次なる目標…大晦日までに108本(煩悩の数)!