オイルフィニッシュ仕上げはウレタンコーティング等と違って塗膜を形成しないので、木の手触りがそのまま残り、水に濡れても滑りにくいという特長があります。
表面に塗膜を作らない分、どうしても傷が付きやすいのですが、オイル補充等、メンテナンスをしさえすれば、オイルフィニッシュならではの経年変化の味わいが存分に楽しめます。

■メンテナンス方法
?傷や汚れの目立つ場合はサンドペーパーで下地処理をします(#320番以上で仕上げて下さい)。

?標準付属のオイル、別売りの専用メンテナンスオイル(下記参照)、もしくは市販のメンテナンスオイル等を布などに染み込ませて擦り込む様に塗ります。

?約5〜10分後、チリの出ないペーパータオル等(ティッシュペーパーは使わないで下さい。キムワイプがオススメです。ホームセンター等で100枚¥150程度で売られています)で表面のオイルをしっかりと拭き取ります。この作業が重要です。拭き残しがあるとベタツキの原因になります。

?拭き取り後も、しばらくしてから表面からオイルが若干噴き出ることがあります。放置するとホコリがついたり、長時間ベタツキが残ったりするため、再度拭き取りを行ってください。

?オイルを塗布した表面には手を触れないようにして、2〜3日以上、室内で乾燥させれば完了です。

※長期間の使用による劣化や、突発的事故による製品の破損等、修理が必要な際は有償にて修理致します。まずは、お買い上げの販売店、もしくは当ブランドまでご相談下さい。


オプション販売品 「ウッドグリップ専用メンテナンスオイル」
 
※現在は取り扱っておりません。

 各種ウッドグリップに標準で付属しているオイルは、小分けにしてもすぐに固まらないようにする必要があるので、乾燥の遅いタイプになります。
 当ブランドで製作している各種ウッドグリップの仕上げに使用しているオイルは別の種類のもので、こちらは、乾燥も割と早く、若干、厚いオイル膜を形成するタイプのものです。
 オイルフィニッシュに使用されているオイルは、各社から実に様々な種類のものが出されています。そのため、ユーザー様より、「どれを使用していいいかわからない」、「オススメのオイルを小分けして欲しい」との御要望を頂く機会が増えてきましたので、当ブランドで実際に使用しているオイルの小分け販売をする事に致しました。
 ウッドグリップを末長く使い続けるのであれば、こちらの方が扱いやすく、性能も良い(高外観、耐久性、撥水性、防水性、耐汚性に優れます)のでオススメです。

■価格 ¥1,000(税込¥1,100)
■セット内容:メンテナンスオイル(内容量:30ml)、サンドペーパー#320(×2枚)、キムワイプ(×2枚)