Basskervilleは「バスカヴィル」と読みます。 このブランド名を聞いてピンときた方いらっしゃるでしょう。そう、コナン・ドイル作の有名シリーズ「シャーロックホームズ」の中の傑作長編として知られる「バスカヴィルの魔の犬(The Hound of Baskervilles)」から引用したものです。 本が好きだった私は、小学生の時にこれを読んだのですが、文章中に出てくる魔犬は迫力充分に描かれており、当時の私に強烈な印象を残しました。 その頃から私はルアーフィッシングというものに強く魅かれ、そしてそのまま現在に至っているのですが、ルアーを作るようになって、木を削りながら頭の中にイメージしたもの・・・それがまさしく「魔の犬」だったのです。目から鋭い光を放ちながら水面を疾走し、そして獲物を仕留めていく・・・そんな「魔の犬」のようなルアーを作りたいと思ったのです。 果たして魔力は宿ったのでしょうか。私の作ったプラグは数多くの魚を仕留めるようになりました。 |
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私にはルアーを作る上で「こうありたい」と思うことがいくつかあります。 “自分の意思を持って作りたい”ということ。 どういう状況で使うものなのか、どういったことを求めるのか、ちゃんとした目的意識を持って作りたいということ。それは必然的に、単なる“模倣”だけでは達成できないということです。 “感動を与えることのできるルアーを作りたい”ということ。 子供の頃、ツヤツヤに光るサーフェスプラグやアルミ箔の眩しいリアルプラグはいつまで見ても見飽きることはありませんでした。それと同じ様な感動を人に与えることの出来るルアーを作りたいということ。 “今までになかったようなルアーを作りたい”ということ。 今のバス釣りはあらゆる面で飽和状態にあるような気がします。人で溢れたフィールド、情報の氾濫。特に似たようなルアーがあまりにも多すぎてバサーはお腹いっぱいになっているのではないでしょうか?そんな満腹バサーの食欲を復活させるオカズに成り得るルアーを作りたいということ。 ”多くの人に使ってもらえるルアーを作りたい”ということ。 買ったルアーよりも、自分で作ったルアーを使って魚を釣った方が何倍も嬉しいというのは紛れも無い事実です。そして実は、他人が自分の作ったルアーを使って釣るのもまた同じ位に嬉しいものなのです。そしてその多くの感動を共に味わいたいということ。これを可能にするにはモノ自体の質の良さはもちろんのこと、提供する際の価格というものも重要なファクターになるはずです。その点においても出来る限り頑張ってみたいと思います。 |
杉森祐介 (すぎもり ゆうすけ) 1972年大阪府に生まれる。現在千葉県在住。 小学生の時にバスフィッシング、そして、ルアー製作に出会う。 5年間のサラリーマン生活の後ルアービルダーを志す。 ホームグラウンドは近くの川。 |
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Handmade Lure Craft Basskerville 1999年8月1日 サイトオープン 2000年9月1日 サイトリニューアル 2013年6月1日 独自ドメイン取得に伴いサイトを移転 e-mail:info@basskerville.com Copyright(c) 2000.Yusuke Sugimori 無断複写・転載を禁ず |
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